盆休み明けに釧路での仕事が入ったため、
これは良い機会と、最も攻め難いと思っていた
根室半島チャシ跡を攻めることにした。

根室には３２のチャシが確認されているが、
今回は整備されていることと有名度、時間の関係から
ヲンネモトチャシに絞って行軍。

レンタカーで向かったが、根室半島は北海道、日本の東の端。
風も強く、木は低く、夏は霧が多く、家も少ない。
まるで世界の果てに来たかのような感覚を覚えた。
この日も濃い霧が出てきて、後に向かった納沙布岬では
残念ながら北方領土を見ることができなかった。

チャシはアイヌ人の砦、あるいは見張り場、聖地、祭祀場だったと考えられている。
夏の草が生えた状態では堀等の様子はよく確認できない・・。
何もないところだが、僕らの他に２組に会った。
城めぐりが流行ってるのかもしれない。

写真１：向かいの温根元漁港から見たチャシ
写真２：チャシの入口目印のコンテナと案内板
写真３：ヲンネモトチャシ跡案内板

写真４：チャシから見た別の岬。こういう景色が多く、どれもチャシに見えてしまう。。

写真５：入口から少し入って案内板の付近

写真６：チャシの平坦面。ヲンネモトチャシの標榜が立つ