■履歴詳細
岡山県 岡山城攻城日:2010-09-24記録者:mtk661
昔々、夜に天守前まで行ってからようやく攻城できた岡山城。
攻城日の前夜にも県庁辺りからライトアップされた城をぼんやり見た。

遠くからも見える天守は全体に黒い外観で威圧感がある。(烏城;うじょうと呼ばれる。)
4重6階の立派な天守が再建されているが、
宇喜多秀家が57万石の大大名に相応しいものをと
建てた時のものを再建している。
[写真1:天守(本段から)]
[写真2:天守6階から中の段・表書院跡を見下ろす]

残っている石垣は宇喜多時代のものと、江戸時代に池田氏が拡張した部分がある。
主に天守台は宇喜多時代、中の段の周囲の拡張部分は池田時代のもの。時代が違うと造り方も違う。
現存の建造物としては月見櫓がある。
また、埋められていた秀家時代の石垣が見えるようになっている。
[写真3:中の段にある宇喜多時代の石垣]
[写真4:廊下門と池田時代に造られた石垣]

本丸の東隣を旭川が流れ、そこに掛かる橋を渡ると池田氏の造った日本三名園の一つ、後楽園に行ける。
[写真5:月見橋から見える天守]
[写真6:後楽園から見える天守]

大東亜戦争時の空襲で当時国宝だった天守が消失したとのことで残念だ。

でも岡山城は城郭もすばらしく、旭川や後楽園が隣接しロケーションも良い。皆も是非体感して欲しい。